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夏になぜか見たくなる!?夏が舞台の映画をあらすじを交えて紹介

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夏になぜか見たくなる!?夏が舞台の映画をあらすじを交えて紹介

映画に「よみがえりもの」というジャンルがありますが、いつ頃からそう呼ぶようになったのでしょう。「いま、会いに行きます」「黄泉がえり」や、「鉄道員(ぽっぽや)」などの作品が相当します。

亡くなった人が蘇ってくる。
昔、死別した人が、現実世界で生きていた。今大好きな人が、昔の恋人の成り代わりだった・・・。そういうストーリーを持ったお話しです。

「よみがえりもの」の傑作・・・「異人たちとの夏」

今回、ご紹介する「異人たちとの夏」は、まさに「よみがえりもの」の典型的な作品だと思います。

筆者は割と早く父を亡くして、夏のお盆の時期になると、迎え火を焚き、冥土から父親を呼び出し、お盆の間、静かに父を偲ぶのが好きでした。

風水における「四神相応」は、人の一生を、方角に例え、四季に例え、色に例えます。

春は、朝日の出る東を指し、色は青です。何もかも新鮮で、明るく、初めてのことばかり。青い春、つまりこれを「青春」と呼びます。

夏は南を表し、色は赤、情熱的で激しい赤い夏。「朱夏」と呼びます。それが過ぎれば、殺風景な、寂しさを伴い、西を指す「白秋」になっていきます。

夏は情熱的で激しい・・・・しかし、近づく秋の寂しさを孕んでいます

夏の風物詩、「お盆」は、都会であくせく働くサラリーマンが故郷へ帰り、この時期ばかりは、都内はがらんとして、のんびりとした雰囲気になります。

「迎え火」を焚いて、ご先祖を家につれて帰り、お盆の最終日には「送り火」で、「また、来年ね、おとおさん」などと言いながら、ご先祖や、亡くなった連れ合いを偲び、送り出します。

夏・・・霊界への道が開いている

その間は霊界と現世が繋がっている季節なのでしょうか。
その入口は何気なく開いていて、堤真一が好演した映画、「地下鉄に乗って」などもそうでしたが、駅の出口だったり、駅のホームだったりします。

「銀河鉄道の夜」のようなカタチもありますね。
星新一の小説には「東京駅」のある場所を通ると、大阪に出られたりと、様々です。

「異人たちとの夏」は、現在使用されていない、地下鉄の駅のホームの、地上に出て行くところから、ドラスティックにドラマが始まります。

3人の役者に乾杯!・・・抜群のストーリー

40歳の、原田英雄(風間杜夫)は、売れっ子の脚本家。真夏の暑い日、原田は取材の帰りに、ふと、少年期を過ごした浅草へ出かけます。

久しぶりの浅草を楽しんで、演芸館に入って、偶然、父親の英吉(片岡鶴太郎)に遭遇します。

思いも掛けない出会いに、原田は父親の家に行き、母、房子(秋吉久美子)にも会うことになります。実は原田の両親は、12歳の時の夏に、交通事故で亡くなっていました。

少年期の楽しい思い出を求めて、頻繁に両親を訪ねる原田ですが、自宅マンションの、別の階に住む、藤野桂(名取裕子)にも心を寄せていきます。

桂は、原田の様子がおかしいことに気づき、両親の家に行ってはならないと言います。

暑い暑い、都会の時空の交錯の狭間で揺れ動く、原田の気持ちと、両親の心。いつまでも続けてはいけないと思う原田は、別れを決心して、両親をすき焼きやへ誘うことにします・・・。

言ってみれば、幽霊の登場ですから、ホラー映画とも言えるし、オカルト映画とも呼べるかもしれません。

しかし、「異人たちとの夏」は全く違います。
美しく、切なく、そして非常に文学的な作品に仕上がっています。親子を演じた3人の役者に喝采!です。

特質すべきは・監督・原作者・脚本家

映画「異人たちとの夏」は、第一回、山本周五郎賞を受賞した原作を元に書かれています。原作者は山田太一、日本屈指の脚本家ですよね。

しかし、この映画の脚本は市川森一です。
既に鬼籍に入っていますが、「淋しいのはお前だけじゃない」などを書いた一級の脚本家です。

監督は大林宣彦。「ふたり」「青春デンデケデケデケ」などの名作を手がけた、いわば変幻自在の、ファンタジスタです。

このトリオが醸し出す真夏の夢は、清涼感たっぷりで夏を思い出すと共に「夏になると観たいなぁ」と思わせます。

とくに、深夜の都心のマンションの異様な静けさは、都会人の孤独感をくっきりと浮かび上がらせて、却って人なつこさを助長するところがすばらしいと感じます。

浅草が主な舞台で、フランスのオペレッタのアリアなども使用されていますが、全編を通して、プッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」の中の、有名なアリア「私のお父さん」が随所に出てきます。

原曲の演奏は稀で、このアリアだけが突出して有名です。

イタリアのフィレンツェを描いた傑作映画「眺めのいい部屋」は、このアリアがメイン曲でしたから、聴いたことある人は多いかも知れません。

ロケ地を訪ねたくなる映像

映画のクライマックス・シーンは、すき焼きの名店、浅草「今半別館」がロケ地になっています。筆者も、夏の暑いときに、今半別館の美しいシーンに憧れて、伺ったことがあります。

二階は、ちょうど昼時の喧噪が一段落して、仲居と話をしていたら、今でもたまに「異人たちとの夏」を思い出して来る客がいると聴きました。

あっという間の夏・・・しかし、思い出は尽きない

夏は開放的で自由だと思う反面、心の中ではそろそろ秋の気配を感じて、妙に人恋しくなります。

夏という季節は人生で初めての経験に遭遇したり、人生そのものを変えてしまうような出来事や出会いが在ったりします。

「異人たちとの夏」は一時の夢と別れが、短い時間に押し寄せてきて心に沁みいり、それが夏になると又観たい、と思う所以なのかもしれません。

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